(今日の話はただの愚痴です。苦手な方はスルーしてください)
雪深い我が地域も雪解けが進み、車は汚れる一方ですが、道路は完全に出て走りやすくなりました。
道を少しはずれると、農地に融雪剤が撒かれていました。
そんな様子を見ると、「もうすぐ春だなぁ…」と嬉しい反面、どうしてもモヤモヤしてしまう自分がいます。
そしてその理由こそが、お隣…。
ご近所付き合いって難しいですよね。
仲が良かろうが悪かろうが、どっちかが引っ越すまではずーっと隣なわけで。
出来れば波風立てずに平穏に暮らした方が良いに決まってますが、あまりにも隣がズカズカと人のテリトリーに入って来るので不快でならないんですよ。
始まりは、今の家に越してきたばかりの10年前…。
我が家は10年前に、現在住んでいるこの家を中古で購入しました。
引っ越してきた当日は、“向こう三軒両隣には挨拶を”と思い、ハンドタオルだったかおしぼりだったかを持って近隣にご挨拶をして回りました。
もちろんお隣にもご挨拶に行きました。
「よろしくお願いします」
『よろしくね〜』
ここまでは良かった。
いや、普通ならここでご挨拶の品を渡して終わりのはず。
ところが、お隣は違ったんです。
『あ、お宅の階段のところに窓があるでしょう?あの窓からお互いが丸見えなのよ(以前の家主が住んでいた時のことを言っている)。だから窓に何か貼ってもらえないかしら。うちカーテン付けない家だから。』
「……?」
内心「はぁ?」と思っていましたが、これから長く付き合って行かないとならないしなぁ…と思い、気がついたら
「わかりました〜(^^)」
と言っていました。…にこやかに。
でもこのことは未だに納得がいっていません。
なんであんたんとこのカーテン代をこっちが持たないとならないんだよ。
と、思い出しては腹立ててます。体に悪いですね。
となりのオバさんはそのあとも、うちの花壇に植えてあるアイビーが青々としてニョキニョキ伸びているのを見て
『うちのアイビー調子悪くて。少し分けてもらってもいいかしら?』
と言いにきたり、
母が植えてくれたこれまたどんどこ増えていくピンク色のスズランを
『お友達からいただいたピンクのスズランがダメになっちゃって。少し分けていただける?』
と言ってきたり…。
とにかく図々しいんですよ。
人んちの花壇をジロジロと物色されているかと思うと可愛いお花を植えるのも冷や冷やもんです。
若いから(あ!“となりのオバハンよりは”って意味ですから!怒らないで)ってなめられてる?
と思いきや、どうやらそういうわけでもないんですよ。
ただ無邪気に『欲しいから欲しいって言いました〜』という感じです。
あ、そうそうそれで思い出した。
そのオバさんと話していた時に、私がなんの気なしに「◯◯さんち(別のご近所さん)の花壇に咲いている水色のムスカリが可愛いかった〜」と話したら、なんとその日のうちにそのお家から株分けして貰って来たんですよ!
『貰ってきちゃったわ〜!ハイどうぞ!』ですって!
「え〜!!!」
ってなりましたよ!
いやそうなるでしょ!
だってまさか貰ってきてくれるなんて思ってないし!
“この人には余計なことを口走っちゃいけないんだ”と認識した事件でした。
でも、「嬉し〜!ありがとうございます〜!」とか思って、実際にオバさんにもそう伝えていたら、
『はい、これがあなたの分!』って言って、半分だけくれました。
…って、結局自分が欲しかっただけじゃねえか!
一瞬「私のためにありがとう!!」って思った自分を殺したい。
とっちゃんぼーやのオバさん版ってなんて言うんですか?
“かあちゃん嬢ちゃん?”
とにかくソレです。
浮世離れしてる。
ふわっふわしてる。
それから、気づけば当たり前のようになっているけどモヤモヤしていることがもう一つあります。
うちの車庫はそのお隣さんの敷地から50cmほど離して立っているんですが、あろうことかその隙間に物を置かせて欲しいと言って来ました。
どう思いますか?
こちらから持ちかけた訳じゃないんですよ?
全部向こうが切り出してくることばかり。
いや確かにね、そんな隙間使ってないですよ。使ってないけど、だからってあんたんとこに貸すためのものじゃないんだよと思うのは、私の心が狭いせいなのでしょうか…。
だいたい敷地のすれすれまで果物の木やら花やら草やらワンサカ植えて、ウチの敷地にも反対隣のおうちにもはみ出して、それで自分ちのものが置けないからお宅の隙間に置かせてねって…。なによりも過密生育すぎて植物たちが気の毒だ。
私からしたら、隣の席の奴が机に教科書やら辞書やら全部広げて『ちょっとこっちに置けないからそっちにはみ出すぞ」って言われてる感覚なんですよ。
「いやいやいや、そっちでなんとかせいや」
って思いません?
“自分はそのままで相手を変えよう、利用しよう”とする者たちのシンボルのような存在です隣ンちは。
「家賃取るか」って旦那(笑)
(我が家の前の家主とその件でトラブってた話も聞いてます。オバさん本人から。前に住んでた家族のお爺さんが、ちょっとでも枝やら葉やらがこっちにはみ出すと園芸用ばさみを装備して速攻切りにきたり、敷地の境目に除草剤を撒かれて花が全部枯れたと言っていました。『引っ越してくれてホッとしたのよ〜』ですって!その気持ちがわかるならお宅もそろそろ引っ越してもらえませんかね。)
で、その物っていうのが冬に使う雪囲い用の木の柵で、雪が溶けたら毎年速攻で言いに来ます。まぁ何も言わずに置かれるよりはまだマシですけど。
そしてそれをうちの車庫に立て掛けるのも気に食わない。
でも、実はなんとなく断れない理由がありまして…。
お隣さんは近隣の土地を借りて趣味で畑をやってる(野菜をつくってる)んですけど、それで余ったものを分けてくれるんですよ。
渦中の隣接して植わってる果樹から採れた桃やプルーンなどもしかり。
結構上手にいろんな野菜や果物を、しかも無農薬で美味しく作るのでありがたく頂戴しています(鮮度抜群なので時々青虫やらナメクジやらも一緒に♡)。
でもそれは、先方さんがご好意でやってくれていることであって、うちが負い目に感じることではないと思ってはいるんです。
それでも、いくら食べきれない分だと言ってもやっぱり”いただいたからにはお礼をしなくちゃ“という思いもあって、年に何度かお酒や旅行の土産なんかをお礼に持っていくようにもしています。
でもやっぱりどこかで遠慮してしまうというか、我慢してしまい、結局気付けばいつもいいなりに…。
ま、この辺は無理やり“win winの関係だ!”と自分を納得させて上手に付き合っていこうと思いますがね…。
あともう一つ。
実は一番のネックはオバさんじゃなくて“オッサン”です。
となりのオッサンは数年前に定年退職してからというもの、野菜の畑と自宅を日に何十回も行ったり来たり行ったり来たりするんです。
つまり、うちの前をうろちょろうろちょろうろちょろうろちょろするんです。
泥だらけの長靴で。
彼が犯人だったら警察はゲソ(犯人の足跡のこと)取るのが楽でしょう。家まで続いてるし。
たまにさっき畑から帰ってきたのにまた畑からオッサンが帰ってきたりするので、私の中でオッサン分裂説が浮上中です。
で、人が草むしりしてるところをわざわざ話しかけてくるので手を止めねばならず、『もう畑に住めや』といつも思います。
そしてあのオバさんの夫というだけあり、オッサンもかなり図々しいです。
夫が庭の草刈をした後、刈った草を庭の隅に置いていたらオッサンが現れて夫に向かって『畑の肥料(腐葉土)にするからもらっていいかい』と言ってきました。
どのみち不要なものですから夫も「どうぞどうぞ」と快諾しました。
でもこの話には続きが…。
オッサンは夫に向かって
『向こうに運んでおいて』
と言いました。
夫は納得のいかない思いを我慢してオッサンの言う通り運びました。
また別の日、夫と花壇の草むしりをしていたら、よけておいた大きな石たちを見て、『その石ももらっといてやるか!』と言いました。
すかさず夫が「ネット(野菜用)押さえたりするのに使うからあげないよ」と言いました。(そのあと何も言わずに去っていきました)
当時我が家もこじんまりと家庭菜園してたのです。
家に入ってから夫と「なんだよあの上から目線!『貰っといてやるか』じゃねーよ。誰もお前にやるなんて言ってねぇわ!」とボロクソ味噌糞に言いました。
んで、いちいち人のやることに口挟んでくるのでその度にイラッッッ!とします。
自分の知識をひけらかすのが大好きで、私の話は真向から否定。
誰がそんな奴の話を聞きたいと思うか。
いきなり人ん家の敷地にズカズカ入り込んできて、もうちょっと水かけろだのなんだのって聞いてもないのにレクチャーしてきて、植えようとしていた苗を見て「サツマイモなんて(北海道で)なるのかい」と半笑いで言われました。
なのに「去年植えたら意外と採れたんで。」と言ったら翌年買って植えたみたいで、秋にサツマイモくれましたがね。
てか真似すんなや(笑)
それから野菜を持ってきてくれるのは本当に有難いんですが、玄関先まで畑の泥つき長靴でくるのにもほとほと困ってます。
“泥の足跡付けて帰って悪いなぁ”って思わないんですかね。
変にプライド高いから絶対謝らないし。いやそもそも気がついてすらいない様子。
冬は冬で町内の除雪当番があるのですが、大雪の予報の前に(大した雪が降っていなかったのに)当番の札を回してきたり、元気に畑仕事ができるのに当番自体を断ったりと、こずるい性格も持ち合わせているから厄介なんです。
だから最近はそれが嫌で別の除雪区域を希望してます。快適快適♪
先日、オッサンに合わないようにと(冬でも意味なく外をうろつくんです)夜の少し遅い時間に家の脇にせっせこ雪を投げていたら突如オッサンが現れ、ゲ!と思って背中を向けて気づかないふりをしていたら、わざわざ至近距離まで近づいてきて、『○日が排雪の日だからそれまでにその山崩した方がいい』と余計な忠告してきたので、
「わかってますって!好きでやってるんだからほっといてください!」
ってとうとう言ってしまいました。
そういえば、あれからしばらくオッサンを見ていません。(ゆえに平和です)
もう隣の話を書き始めたら枚挙にいとまがないほどです。
オッサンもオバさん同様“とっちゃん坊や”なので、どこまで気がついたかわかりませんが、なんか私が怒ってるなというのは流石に気がついたことでしょう。
“ご好意で言ってくれてるのに?”と言われそうですが、「え、ご好意って誰目線?」って感じです。
“目上の人を敬え”とかですかね?
やーだねーだ!(こどもか)
自分の敷地で自分の好きなように出来ないってなんなんでしょうね。
自分の家の庭なのにものすごく居心地悪いです。
あれ…でも、もしかして、私が息子たちにガミガミ言っているいることも、実はオッサンと同じことなんじゃ…
_| ̄|○それダメ〜