先日息子達と一緒にお風呂に入っておりましたら、お風呂場のガラス戸越しに黒っぽい大きな人影のような何かが見えました。
次男は気付いていませんでしたが、私と同じタイミングで長男が『え？』と言う表情をしました。
私『…今なにかいたよね』
長男『…うん』
次男『いたって何が？:(；ﾞﾟ’ωﾟ’):』
私『わかんないけど…:(；ﾞﾟ’ωﾟ’):』
長男『“泥田坊”に似てた』
私&次男『Σ（ﾟдﾟlll）なにそれ！？』
泥田坊ってご存知ですか？
最近妖怪ウォッチやらゲゲゲの鬼太郎やらの影響で随分と妖怪の知識が入っているようで長男がポンと口にしましたが、私は泥田坊なんて妖怪を全く知りません。
ググってみると、“田んぼに未練のある元農民で、田んぼの泥の中にいて『田を返せ』と叫ぶ一つ目の妖怪”とのこと。
自分の死後、49日も経たないうちに自分の田んぼが売られてしまうと、成仏できずに泥田坊になってしまうことがあるとのこと。ちょっと気の毒な妖怪ですね。
その影が果たして泥田坊であったかどうかは今となっては確認できませんが、実は我が家の建っている土地は、もともと田んぼだったのです…。
息子達にそのことを話していると、だんだんとあの影が本当に泥田坊だったような気がしてきました。
誰からともなく、
『ごめんなさい。今はもう田んぼじゃなくなったけど、お米は大好きだから残さず食べます！』
とみんなで言いました。
私と長男は、たま〜にそのようなものを目撃します。
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