私がアナフィラキシーを起こした時の話。寒暖差と運動のハイブリッドアレルギー!?

あなたはアレルギーを持っていますか?

花粉症?

ダニ?

ハウスダスト?

犬や猫?

それとも食べ物アレルギー?

卵?

小麦?

牛乳?

お蕎麦?

エビ?

ピーナッツ?    e.t.c….

私はシラカバ花粉症です。

あと、イネ科の花粉。

なので春から秋まで、目は痒いは鼻は詰まるはクシャミは止まらないはのお祭り騒ぎです。

特に春先から夏にかけてが毎年酷いです。

シラカバ花粉症の人は、花粉がよく似ていて体が勘違いするとかで、バラ科の“リンゴ”や“桃”、“サクランボ”などを食べると喉の中が痒くなる“口腔アレルギー”を併発するケースが多いです。

例に漏れず私もその一人。

特に桃は、果物の中でも一・二を争うほど大好きなのに…_| ̄|○

そして、他の人はどうかわかりませんが、私の場合はこれらの果物は火を通すとアレルギー症状が出ません。

なぜか缶詰めも大丈夫!

なので、ジャムや、桃の缶詰、アップルパイなどは全く問題なく食べられます。

サクランボはもともと好きじゃないので全く支障がありません。

でも、桃は缶詰だと不満なので、喉に違和感があるのも気にせず生で食べてます。…しばらくしたら治るのでね。

※注※アレルギーの症状は人や体調によっては命に関わることがありますので真似しちゃだめですよ!同じアレルギーでも症状は人によって千差万別ですからね!

あと、生活習慣病などに良いとされる『ヤーコン』ね。

いつだったか、ヤーコンを生で食べたら息苦しくなって焦りました。

“ヤーコンは生で食べられるらしい”と聞いて、サラダにでもするかと思ってつまようじ一本分くらい試食してみたんですが、そんな少量でこの症状でした_| ̄|○

多分一皿分とかバクバクいってたら救急搬送モノでした。

まさかあんな無防備そうな野菜で死にかけるとは…完全に油断しました。

ヤーコンはキク科だそうです。

私は恐らくキク科の植物に激しいアレルギー反応を起こす体質なようです。

みなさんも、ヤーコンを生で食べる時はご注意くださいね!アク抜きはちゃんとしましょう!(あんまり生で食べる人はいないか。)

ちなみに、残りのヤーコンはキンピラにして美味しくいただきました(^^)

これも火を通せば大丈夫でした!

それから市販のヤーコン茶も大丈夫!

今も生活習慣病予防にいただいています!

あと、ピーナッツに限っては、加熱すると余計にアレルギーが出やすくなるので注意が必要です。

私はピーナッツアレルギーではないですが。

アナフィラキシーショックを起こした時のこと

それから、実は私はアナフィラキシーショックを起こすほど症状の酷いアレルギーも持っています。

アナフィラキシーショックとは、アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因物質のこと。卵アレルギーなら“卵”がアレルゲン)によって顔が腫れ上がったり、呼吸困難を起こしたり、血圧が急上昇したりなど、体調が急激に激変するアレルギー反応のことをいいます。

症状の出方は本当に急激で、顔面に痒みや痺れに似た違和感が現れ、ものの1〜2分であっという間に顔が変形してしまうほどです。

私の場合は特に下まぶたがガンガン腫れるので、見るも無残な顔になります。

恐らくあのまま知り合いに会っても私だとはわかってもらえないでしょう。

最初に症状が出たのは5・6年生の頃で、もともと大した顔でもないですが、先述のように下まぶたがパンパンに腫れ、完全に別人になりました。

思春期真っ只中の女の子にとって、顔が腫れることほどショックなものはありません。

症状が出た季節は5月頃。

昼休みにグラウンドでボール遊びをして教室に戻り、5時間目の授業が始まってすぐのことでした。

急に今までに感じたことのない猛烈な目の痒みに襲われ、両目をこすった記憶があります。

そのあと何秒も置かずに、今度はどんどんと顔が腫れていくのが感覚でわかりました。

自分の体に起きている異変が恐くて、『先生!』と声をあげることもできず、隣にいた友達の方を向いて友達が気づいてくれるのを待ちました。

お友達が先生に『先生!三華ちゃんの顔が腫れてる!』と言ってくれたおかげで早々に先生が気付いてくれて、『早退しなさい』と言われました。

そのまま泣きながら家まで歩いた帰り道のことを今でも良く覚えています。

そして、早退した日の翌日だけ休み、まだ腫れの引かない顔のまま学校に行けと父に車で学校の前まで送られ、泣きながら教室に入りました。

父は今でもそのことを覚えていて、『あの時は休ませてやればよかったな…』と言います。

私はそんな父に『そうだよ。一応女の子なのにひどいわ!』と言って一緒に笑います。

でも幸いなことに、クラスのみんなが優しい子たちばかりだったので、心配こそすれバカにしたりからかわれることは全くありませんでした。

そのことは、今考えてもとてもありがたかったと思っています。

誰も覚えてないと思うけど、みんなあの時はありがとう!

今そのことを思い出しながら、うちの子たちもそんな子であってほしいと思いました。

もしも自分のお子さんが似たような状況になったら、体は元気そうでも休ませてあげて下さい。

そんなことで休み癖なんてつきません。

そのことでからかわれて傷付く事の方が後々に響きます。

体の傷は癒えても、心の傷って治りにくいので…。

男の子、女の子に関わらず、その子の気持ちを汲んであげてほしいです。

気にしていることを指摘されるのは、出来立ての傷の上から更に傷を付けられるようなものですからね。

話を戻しますが、そのままその日は母親に内科に連れていかれたものの、原因はつきとめられず、対症療法のみでした。

アレルギーを抑える薬かなんかが処方されたんだと思います。

でも結局、元の顔に戻るまでに1週間ほど掛かりました。

薬が効いた記憶もなく、ほぼ自然治癒です。

顔は元に戻ったし、「まぁいいや!」とほったらかしにして、気づけば大人になりました。

2度目のアナフィラキシーは24歳の10月頃でした。

この時の症状は、小学生の時のような猛烈な目の痒みはなかった代わりに、唇の周りが硬直していくような妙な感覚に襲われました。

症状は違えど、『また来た』と思いました。

そして、手のひらも物凄く痒くなった記憶があります。

この時も1週間ほどで顔は元どおりになりましたが、原因はわからないままでした。

1週間後に同じ病院に行ったら、先生が『本当に全然顔違うね』ってビックリしてました。

珍しい症状なのでしょうね…。

でも、実はこの二つに共通することがあるんです。

それは、アレルギー症状が出る直前まで外で運動をしていたこと

そして、どちらも少し肌寒い季節だったことです。

これは、今までの私の経験と、今までに得たアレルギーに関しての知識とを考察した上で、自分で導き出した“独断”と“勘”ですが、恐らく私はさまざまな状況が重なってアナフィラキシーを起こしたのだと考えています。

つまり、寒いと感じるような環境下で運動をし、その最中に体内に何かしらのアレルゲンが取り込まれることによって、アナフィラキシーショックが起きたのではないかと。

もちろん、そんな状況で遊んでいたのはその2回だけではありませんので、自分のその日の体調やストレス状況なども関係しているとは思います。

それから、私が汗をかきにくい体質であることも関係があるような気がします。

顔から汗が出ないので、激しい運動をすると顔が変に赤くなって火照り、元に戻るまでしばらくかかります。

この歳にもなると、あまり外で体を動かして遊ぶようなこともなくなってきたので自分のことは対して気にはしていないのですが、実は長男が私と似たような体質なので、非常に心配しています。

まず、汗が出ない。汗ばむ程度の運動をすると、顔が火照る。

そして、最近リンゴや桃で喉が痒いと言うようになりました。

学校の給食では、特にアレルゲン除去などはお願いしていませんが、なにかしらの症状が出た時に原因が特定できるよう、成分がわかる献立表を別にもらっています。

こういった配慮はアレルギー持ちにとっては凄くありがたいことです。

2回目のアナフィラキシーを起こした後、原因を突き止めたくて耳鼻科にアレルギー検査をしてもらいに行ったこともあるのですが、アレルギー物質を自分で当たりをつけて選ばないとならないシステムで、しかも一品目いくらとかの世界だったので、ものすごくモヤっとしました。

アレルゲンが自分でわからないから調べに来たのに…っていう。

アレルギーが起きた時にアレルギー症状を緩和する“エピペン”だかいう薬がありますね。

原因が分からなくても、症状が出た時にすぐに対処できるように、そういう薬はできれば常備しておきたいです。

以前に呼吸困難がおきた時用のスプレー?酸素?みたいなのを病院からもらいましたが、呼吸困難がおきそうになったのはヤーコンの時くらいなので、結局一度も使っていません。

で、結局耳鼻科では、適当に“猫”、“ハウスダスト”、“ダニ”、“シラカバ”、“ヨモギ”、“ブタクサ”と、あともう一つなんかの雑草を調べてもらいました。

シラカバとブタクサが結構高めに出たのですが、アナフィラキシーを起こすほどのアレルゲンではないと言われました。

ダニとハウスダストはレベル1くらいの結果だったのに、『多分ダニや埃にもアレルギーあると思うけどね』って言われました。

…検査の意味(笑)

たまにテレビで芸能人とかがやっている何十品目にもわたるアレルギー検査をいつも羨ましく見ています。

…原因が知りたいです。

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