誘発分娩の記録

もうかれこれ10年近く前になりますが、長男の出産の際に経験した誘発分娩のことを書きます。当時細かくメモしていたので正確な記録です。

ただ、私は割とスムーズに産むことができた方ですが、誘発分娩と言っても陣痛から出産までの時間には個人差があります。誘発でもなかなか産まれず、半日以上陣痛に耐えたのに最終的に急遽帝王切開になった友人がいます。ママや胎児の状態によっても状況は大きく変わりますし、産院の方針も産院ごとに違いますので、私の経験はあくまで参考程度にご覧下さいね。

予定日超過一週間

予定日を一週間過ぎても陣痛が来ず、とうとう産婦人科から入院の指示が出てしまいました。初めての出産とともに初めての入院ときて、ドキドキが2倍だったことを思い出します。

でも同時に、いつ来るかわからない陣痛を自宅で待つ不安が、入院したことによって解消されてホッとしている自分もいました。

入院してから3日が過ぎ、陣痛は来ないまま誘発分娩が翌日に迫りました。

入院と言っても陣痛を待つだけのこの3日間は、家事の一切もしなくて済み、食事は自動的に用意され、時々お腹に機械を付けられて赤ちゃんのチェックをしたりなんだりされたりする以外はベッドの上でゴロゴロと本を読んだりテレビを見ているだけで良く、しかも部屋は個室でバストイレ付きという具合だったので、ホテルに滞在しているような気分で終始極楽でした。

ついに陣痛が来ることのないまま出産当日になり、主人と実母と義母が駆けつけてくれました。

あらかじめ出産する日が決まっているので主人も休みが取りやすく、母への連絡も事前にできました。こういうところは誘発分娩は便利です。

不安いっぱいで目覚めた早朝から、着々と誘発分娩の準備が始まりました。

(朝っぱらからいきなりの浣腸はキツかった…)

以下、当日の時間ごとの流れです。

誘発分娩当日のタイムテーブル

6時00分  浣腸・子宮口を柔らかくする注射・陣痛促進剤(錠剤)

7時00分  陣痛促進剤(錠剤)

8時00分  陣痛促進剤(錠剤)

9時00分  寝衣に着替えて分娩室へ移動・陣痛促進剤(点滴)・貧血気味のため増血剤投与

9時30分  膣から子宮口を広げるためのバルーン挿入・陣痛が始まる

10時00分 子宮口を柔らかくする注射(点滴から)

10時30分 陣痛が本格化 誤魔化しながらひたすら耐える

12時00分 子宮口7cm開大・バルーンが抜ける・陣痛が楽になった隙にトイレ&昼食

12時45分 陣痛促進剤の点滴数が増える

12時50分 陣痛がさらに強まる・下腹部から「ボンッ!」と音がして破水

助産師さんを呼ぶも「いきみたい感じになったら呼んで〜」と言われて放置される

(え?とっくにいきみたい感じだけど?!我慢できなくなったらってこと??てかもう陣痛1分間隔切ってるよ〜!助けてー!という心境)

13時30分 限界。ナースコールを押していよいよ「いきみ」開始

いきみの終盤に突如骨盤が割れるほどの衝撃が!(あとあと産まれた息子の頭に※頭血腫が見つかりました)

14時00分 発露(頭が出た!ってこと)

14時05分 長男誕生!!! パパが臍の緒を切る(「全然切れねぇ」とか言ってました)

14時13分 後産終了(胎盤が出る(いきんでと言われたのでいきんだら胎盤が勢い良く飛び出しました))

14時25分 すそ縫合終了(めちゃくちゃ痛かった)

16時30分 病室に歩いて戻るも貧血で倒れる。

さらに、いきむ時に息を止めていたらしく、顔面の毛細血管がうっ血

※頭血腫・・・頭部にできたコブ状の内出血。(産道を通っているときに骨盤と頭蓋骨がぶつかった衝撃で内出血が起こったようです。その頭血腫が要因で退院直前に息子に黄疸が出ましたが、頭血腫が治る段階で見られるもので、すぐに治まりました。)

誘発分娩を経て

自分の体験したことしかわからないので自分の感覚でお話ししますが、私の経験した誘発分娩は、徐々に陣痛が強くなるという感覚はあまりなく、バルーンが抜けた後の誘発剤投与からは急に強い本陣痛が来て、いきみを我慢するのが大変なほどでした。とにかくこの陣痛から逃れたい一心で陣痛のたびに「痛い〜」っと言いながらベッドの柵を握りしめていたのを思い出します。産まれた瞬間は、感動よりも陣痛から解き放たれた喜びの方が優っていたくらいです(笑)

長男が初めてあげた産声は、イメージしていたよりも高い声でした。

出産した時は涙は出なかったけれど、今あの瞬間のことを思い出すと泣けてきます。

こどもを産むということがどういうことなのか、産まれた瞬間はまだわかっていなかったんですね。

とにかく今後が不安でいっぱいだったんです。

母乳は出るのか、赤ちゃんが便秘にならないか、お風呂に落としてしまわないか、病気にならないか、正しい躾ができるか、お友達はできるか、事故に合わないか、自分は母親になれるのか・・・。

それでもなんとかお世話をして、たくさんの時間を共有し、やっと少しだけ気持ちに余裕ができた今になってようやく、「産まれてきてくれてありがとう」という気持ちが心から芽生えたのだと思います。

時が愛を育むことを身をもって知りました。

産むだけでは母になれないことも学びました。

赤ちゃんのうちにもっともっと抱いておけば良かったと今更思います。

これから出産を控えられているママさん、ベビちゃんと一緒に頑張ってくださいね!!

頭を引っ込めたり用水を吐き出したりしながら頑張って出てくるベビちゃんを想像しながら陣痛に耐えると踏ん張れますよ!

出産はママと赤ちゃんの初めての共同作業です。

赤ちゃんもママも元気で出産乗り切れますように!

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