道内神社巡り①「苫小牧樽前山神社」

神社巡りが大好きな嘉藤です。

お天気の良い休日は暇さえあれば行ったことのない神社にお足を運び、参拝後は近隣の公園や温泉施設、ショッピングモールなどに寄って子どもたちを遊ばせるのが最近の我が家のレジャースタイルとなっています。

今まで行った神社の中で、特に良い雰囲気だった神社をご紹介していきたいと思います。

先日初めて苫小牧にある樽前山神社に参拝に行ったのですが、とても大きくて立派な神社でした。

夫のお願い事を一週間で叶えてくださったという逸話もあります。 (信じるか信じないかはあなた次第です)

今日はその「樽前山神社」をご紹介します。

苫小牧総鎮守 樽前山神社

御祭神

樽前山神社にお祀りされている三柱の御祭神

大山津見神(おおやまつみのかみ) 山霊…山を司る神

久々能智神(くくのちのかみ) 木霊…木々を司る神

鹿屋野比売神(かやのひめのかみ) 草神…原野を司る神

由緒

霊峰樽前山麓に祠を設けて祀ったのが樽前山神社の始めと言われておりますが、その信仰は古く、由緒は不詳なのだそうです。

明治八年に明治天皇の勅使(御意志)により上記の三神が御祭神と定められ、山麓より街の中心地に御奉遷(神体をよそへ移すこと)され、この地の総鎮守として奉斎(神仏をつつしんで祀ること)され、道内屈指の名社に数えられるに至りました。

※樽前山神社のパンフレットより引用

大鳥居

苫小牧工業高校に面した方角に、車ごと通ることのできる大きな赤い鳥居が力強く立っています。

車内で頭を下げながら左足を前にしてくぐりました。

そのまま直進するとすぐに駐車場があり、頭から駐車して下車すると、左手に境内、右手に手水舎が見えます。

手水舎

ここの手水舎はセンサー式で、人影を感知すると龍の口からお水が出るようになっていました。

子ども達は楽しそうに柄杓で水を受けて手と口を清めていました。

そしてセンサー式手水舎の後方には何やら気になる黄緑色ののぼりが…。

かえる様

近付いてみると「願掛けかえる様」と書いた立て札が立っており、小さなお社の中には大きなかえるを中心にたくさんの石造りのかえるが祀られていました。

立て札には“かえる様にお水をかけてお祈り下さい。きっと願い事が叶えられます”と書いてありました。

夫はこの日このかえる様に一つお願い事をしたそうです。そしてそのお願いは一週間もかからずに叶ってしまいました。結構滅入っていたので、悩みが晴れて私も安心しました。

翌週再び参拝に足を運び、倍のお賽銭とたくさんのお水をかけてお礼を伝えてきましたよ(^^)

子ども達は先ほどの手水舎からお水と柄杓をお借りして、かえる様にお水をじゃぶじゃぶかけて喜んでおり、一緒に行っていた私の母は、周りの小さなかえる様たちの全てにもお水をかけていました。

そして願掛けかえる様のお社の左側には「ほてい様」のお社があります。

布袋(ほてい)さま

布袋さんは言わずと知れた七福神の一人です。

大胆に露出したふくよかなお腹を撫でるとご利益があるそうです。

もちろん私もこれでもかというほど撫でくりまわしてきました(笑)

「ガッハッハ」という笑い声が今にも聞こえてきそうな表情をされていましたよ(^^)

境内

かえるさまと布袋さまを背にして階段を登り境内に入ると、左手に手水舎、右手に社務所があります。

こちらの手水舎もセンサー式でした。

それにしても広々とした空間がなんとも気持ちの良い境内でした。

本殿

本殿は赤を基調とした荘厳な造りで「はぁ〜」とため息が漏れました。

道内指折りの神社というだけあって、とても立派な神社でした。

そして参拝後左脇に移動すると、今度は今年の干支が描かれた大きな絵馬に目を奪われました。

芝犬可愛い…♡

この立派な絵馬は見応えがありました。

戌年の絵馬のある位置と反対の本殿の影には昨年の干支である酉年の絵馬が密かに置いてありましたよ↓

圓滿石(えんまんいし)

干支の絵馬の左には「圓滿石」なるものがありました。

家庭・地域・会社・国家・引いては世界の円満と発展を祈り奉納されたそうです。

願いを込め、石を撫でながら石の周りを回ってくださいと書いてありました。

右回りか左回りかわからなかったので右回りで回ってきました。

稲荷神社と天満社

そのほか、伏見稲荷系列の宇迦之御魂神をお祀りしている「稲荷神社」と、菅原道真公がご奉斎されている「天満社」もありました。

稲荷神社は衣食住を司り、産業殖産、商売繁盛のご利益があるそうです。

天満社は学問の向上、郷土の教育、文化の振興を祈り、九州の太宰府天満宮より御分霊を戴き、御奉斎御創建となったそうです。

樽前山神社HPより一部引用

ホッキ貝のおみくじ

ホッキ貝の形をした可愛いおみくじが売っていました。

鹿

この神社を目指している途中、支笏湖に向かう道路から神社に入ろうとして、神社を右に見ながら細い道を通っていると、左の林の中から10頭前後の鹿がジーッとこちらを見ていました。

あまりにもたくさんいたので一瞬置物か何かかと思いました。

生の鹿が見たい方は行ってみてはいかがでしょうか(^^)

以上、樽前山神社のご紹介でした!

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