今回は臨月の記録です。
妊娠36週(臨月突入)
いよいよ臨月に突入です。
この日の血圧は138/85と高め。
子宮底長は30cm、腹囲は通常の腹囲+12.5cm、浮腫、尿蛋白、尿糖は全て異常なし。
体重は2週間前+1kgで、この時点でトータル9kg増です。
【エコーの記録】 ※( )内は前回(2週間前)比
BPD(児頭大横径) 9.07cm (+0.25cm)
APTD(腹部前後径) 8.19cm(+0.1cm)
TTD(腹部横径) 8.71cm(+1.62cm)
A×T(腹部の面積) 71.38㎠(+7.53㎠)
CGA(妊娠週数) 34w1d
EDD(分娩予定日) 2008-09-17
・・・・・・・・・・・・・・・
FL(大腿骨長) 6.50cm(−0.09cm)
CGA(妊娠週数) 36w6d
EDD(分娩予定日) 2008-08-29
EFW(推定体重) 2404g(+214g)
CGA(妊娠週数) 35w3d
EDD(分娩予定日) 2008-09-08
そろそろ産まれてもいい大きさになってきましたが、『できればもう少しお腹にいてもらおう。安静にね。』と先生。
家ではトイレと炊事以外はゴロゴロしていました。
前回同様張り止めが処方されました。
子宮口の開きは2cmほどで、2週間前からほぼ変化なし。
この頃はただひたすら『早く産んで身軽になりたーい!』という一心でした。
お腹は重いし腰が痛かった…。
妊娠37週
臨月に入ると健診は1週間単位に。
血圧は126/80、子宮底長は前回と同じで30cm、腹囲はなぜか前回よりも2.5cm減りました。
体重は1週間前と変わらずで、浮腫、尿蛋白、尿糖は正常。
【エコーの記録】※( )内は前回(1週間前)比
BPD(児頭大横径) 9.21cm(+0.14cm)
APTD(腹部前後径) 7.18cm(-1.01cm)
TTD(腹部横径) 9.09cm(0.38cm)
A×T(腹部の面積) 65.26㎠(-6.12㎠)
CGA(妊娠週数) 32w5d
EDD(分娩予定日) 2008-10-02
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FL(大腿骨長) 8.69cm(+2.11cm)
CGA(妊娠週数) ・・・・
EFW(推定体重) 2776g(+372g)
CGA(妊娠週数) 37w5d
EDD(分娩予定日) 2008-08-28
測り方の問題なのか、胎児の腹部の測定値が前回よりも少なくなっていました。エコー検査ゆえの誤差かな〜と勝手に思っていました。
あとは、腹囲も減っていたし、胎児がちょっと後ろか下かに下がったとか?…よくわかりませんが。
お腹の張りが頻繁になってきてはいますが、まだまだ不規則で短時間。まだ産まれなさそうだなぁと感じていました。
子宮口の開き具合は相変わらず横ばい。
妊娠38週
1週間ごとの健診は健診結果にあまり代わり映えがないのでちょっとつまんない(笑)
血圧125/77、浮腫・尿蛋白・尿糖検出なし。
腹囲は1週間前+1cm、子宮底長も+1cmで31cmに、体重はまた1kg増。
【エコーの記録】※( )内は前回(1週間前)比
BPD(児頭大横径) 8.78cm(+1.6cm)
CGA(妊娠週数) 36w0d
EDD(分娩予定日) 2008-09-17
APTD(腹部前後径) 10.55cm(+3.37cm)
TTD(腹部横径) 8.46cm(-1.43cm)
A×T(腹部の面積) 89.23㎠(23.97㎠)
CGA(妊娠週数) 39w0d
EDD(分娩予定日) 2008-8-27
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FL(大腿骨長) 6.84cm(-1.85cm)
CGA(妊娠週数) 38w2d
EDD(分娩予定日) 2008-09-01
EFW(推定体重) 2792g(+16g)
CGA(妊娠週数) 37w6d
EDD(分娩予定日) 2008-09-04
今回もエコーの誤差か、前回よりも減っている項目が結構ありますが、推定体重は2,500gを超え、もういつ産まれても大丈夫と言われました。
子宮口は3cm開大。
いきなりボロッと出ることはないでしょうが、陣痛に備えて準備は万端でした。
お産に対する恐怖よりも、重いお腹からの解放と、我が子を腕に抱く瞬間へのワクワクが優っていました。
『さぁ、いつでもどこからでもかかってこい陣痛!』という心境。
妊娠39週
いよいよ当初の予定日まであと2日というところまできましたが、陣痛は未だきません。
血圧129/78、子宮底長33cm、腹囲は1週間前+3cm。トータルで14cmの増、体重は1週間前+1kgでトータル11kg増。
浮腫・尿蛋白・尿糖は異常なし!
【エコーの記録】※( )内は前回(1週間前)比
BPD(児頭大横径) 9.27cm(+0.49cm)
CGA(妊娠週数) ・・・・・・
APTD(腹部前後径) 10.22cm(-0.33cm)
TTD(腹部横径) 8.46cm(+0.23cm)
A×T(腹部の面積) 88.98㎠(-0.33㎠)
CGA(妊娠週数) 39w0d
EDD(分娩予定日) 2008-9-03
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FL(大腿骨長) 6.84cm(±0cm)
CGA(妊娠週数) 38w3d
EDD(分娩予定日) 2008-09-07
EFW(推定体重) 2930g(+138g)
CGA(妊娠週数) 38w5d
EDD(分娩予定日) 2008-09-05
お腹が下がってきたのが見てわかるほどになりましたが、思ったようには子宮口が開いてくれず、どうやら出産が遅れそうな気配が…。
出産予定日超過(妊娠41週)の妊婦の精神状況〜出産を控えた奥さんをお持ちの旦那さんへ〜
そして結局40週を過ぎても陣痛が来ず、長男の分娩は当初の出産予定日の11日後に誘発分娩で行うことになりました。
※出産のレポートについては誘発分娩の記録を参照
陣痛を待つ間、予定日を話してあった親戚や友人や知人たちから『まだ生まれないの?』という言葉をたくさん投げかけられ、何の気なしに聞いた言葉でも、陣痛を待つ妊婦にとっては重くのしかかるものだということをこの時に初めて知りました。
誰も責めているわけじゃないのですが、いつくるかわからない陣痛を待ち続け、“陣痛が来ない理由がもしかしたら自分のせいなのでは”と不安になったり、母子ともに無事にお産が済むか案じたりしている精神状態では、『まだ?』と聞かれるたびに責められているように感じてしまい、何度も泣きたくなりました。実際に、一人になってから泣いてしまったこともありました。
今なら『みんな楽しみにしててくれただけだよね〜』と思えるのですが、産前産後の私のメンタルはそよ風でも倒れそうなほどデリケートでナーバスでした。
お産は病気ではないといいますが、母親の体内は子を宿した瞬間から自分の体よりも胎児を優先して動き続けているのですから、厳密には病気でなくても体内の状態はかぎりなく病気に近いと思っています。
メンタルもそう。ただでさえ不安や心配ごとで脳内がいっぱいいっぱいになっているところにホルモンバランスまで影響を及ぼし、くだらないようなことにもいちいち不安になったり、勝手に涙が出たり、少しのことにもイライラして八つ当たりしてしまうこともある。
自分が一番そんな自分をどうにかしたいと思っているそんな時に、『妊婦は病気じゃない!』『こっちまでイライラする!』なんて口が裂けても言わないでもらいたいのです。
妊娠中は体内が正常の状態とは大きくかけ離れているんです。
イライラも悲しみも自分の意思で制御できる状態じゃありません。
普段よりかなり沸点が低いし、地雷も随所に増えます(笑)
これは経験しないと絶対にわかりません。
あんまり情緒不安定になることのなかった経産婦さんが『そんなにイライラなんてしないよ〜!』なんて言ったとしても、メンタルの状況は千差万別ですからなんの参考にもなりません。
それどころか、自分の夫がそんなことを認識し、『じゃあうちの妻は我慢が足りないんだ』などと解釈されたのではたまったものではありません。
これから出産を控える奥さんをお持ちの旦那さんには、そこのところを良〜くご理解いただきたいと思います。
イライラしたり、不安になっている奥さんに対して、何かしてあげたい、言ってあげたいと思ったら、何も言わずに抱きしめてあげるのが一番おすすめです。
不思議と双方が落ち着くんですよ(^^)
(子どもに対しても同様の効き目があります!)
そして、少し落ちついてきたのを見計らって、『不安があったら口に出すんだよ』と言ってあげてください。
それがどんなにおかしな言い分だったとしても、意見を否定したり正したりせずに、『うんうん』と黙って頷いてあげてくださいね。
復唱しながら受け止めてあげるのも良いです。
『無事に出産できるか不安なの』『そっか、不安なんだね』
という具合に。
言っていることをはねのけられると悲しくなるんです。
それが良かれと思って言ったアドバイスだったとしてもです。
『大丈夫だって!みんな死なないで産んでるし(^^)』とか言ったら絶対にダメですよ!
これほど他人事で軽はずみで思慮の浅い腹の立つ言葉は他にはないといっても過言ではないほどです。
『みんなやってる』
この言葉いつ聞いても大嫌いです。
そういう下手くそで適当な勇気づけが一番頭にきます。
言われた相手は母でしたが(笑)
ここは旦那さんの腕の見せ所ですからね!
ありのままの奥さんを受け止めて支えてあげることが、パパの最初の仕事だと思います!重大任務!
そんなステキなパパさんが世界中に溢れますように✨
最後に、何かの本で見つけてメモしていた子どもへの接し方を載せてしめくくりとします!
以上、嘉藤三華の産前レポートでした♪