旅行で学校を休ませる アリ?ナシ?

大型連休目前となりました。

この連休を利用して家族旅行に行かれるご家族もたくさんいらっしゃることと思います。

思い切って沖縄〜♫とかグアム〜♫とか行ってしまいたい気持ちは山盛りですが、この時期は航空代も宿泊代もここぞとばかりに跳ね上がりますよね…_| ̄|○

なので結局道内のあちこちの温泉やレジャー施設なんかを巡って身の丈に合ったリフレッシュをしている嘉藤家です (笑)

ゴールデンウィーク付近になると旅行で学校を休ませるのはアリナシか?という論争を目にするようになります。

飛び飛びで祝日がある場合に間の日を休ませて旅行に行くとか、大型連休中は旅費が高いから時期をずらして (休ませて)行くとか、お父さんの休みに合わせて旅行に行くなどなど。

この手の話を扱った荒れたスレやらを見るにつけ、「別にいいじゃん」と思ってしまう自分がいます。

「いいな〜羨ましいな〜ウチも行きたいな〜」とは思いますが、所詮他人のお家の話なので、それ以上はなんとも思いません

お家の都合もあるんでしょうし、学校を休ませるか否かの考え方もご家庭によって千差万別です。

もしかしたらおばあちゃんとの一生に一度の旅行なのかもしれないし、それがその家族での最後の思い出になるかもしれないし(…なんか悪い発想ばっかり出てくるけれども)。

「小・中学校は義務教育だから休ませて旅行に行くなんて言語道断!」みたいな最もらしく聞こえる意見も良く見ますけど、義務教育って子供が学校に行くことが義務というわけじゃないんですよ。

「全ての国民には教育を受ける権利があり、大人は子どもに教育を受けさせる義務を負う」と憲法で謳われています。

義務があるのは大人の方です。

「だったら余計に親が子どもを休ませちゃダメだろ!」と言う声が聞こえました(笑)

それはその通りだと思います。私もそう思っているクチなんで。

でも同時に、自分の子どもを小学校・中学校に入学させた時点で、親は立派にその責務を果たしていると私は思っています。

要は国は親に対して「子どもは7歳になったら学校に入れなさいよ〜」と言っているものと解釈しています。

でも、学校の勉強だけが教育だとは思いませんし、学校で教わることが必ずしも正しいとも思っていません。

休まずに学校に通うことはとても立派なことで、褒められるべきことで、できるなら目指すべきものだと思います。

だけどそれはまた別の話です。

全員に課せられた義務じゃないですよ。ましてや他人に強制するものでもない。

自分が正しいと思っていることが必ずしも正しいとは限りません。

よその家族が家族で決めたことに他人がとやかく言う筋合いはありません。

子どもが学校を犠牲にして旅行に行ったおかげで、あとあと授業についていけずに困るかもしれない。でもそれはその子が乗り越え、その子の親が反省すべきことであって、他人が心配してワーワー横槍入れることではない。

その休んだ何日間かの授業時間と引き換えに、その子は一生忘れられない思い出を手に入れるかもしれません。

それに、そんなに毎回真面目に授業を聞いているとも思えませんし…あ、これは我が子に限った話でしたスミマセン(笑)

他の子に迷惑が掛かるという意見もありますが、そもそもその考え方自体がナンセンスです。

人は人、自分は自分だということを教えてあげないといけません。

人を自分に合わせようなんて考えているから、毎回こういう不毛な論争が起きるんだと思います。

そういう考えは自分を生き辛くするだけでなく、周りの人に煙たがられますよ。

社会を見ることは教室では決して学べない勉強です。

学校を休んで行ったからこそ見える景色もあるでしょう。

見方を変えると物事には必ず得るものがあります。

「あの家族は常識がない!」なんて目くじらを立てる前に、もっと自分に目を向けて、常識の殻を破り、思い切って自分たちも学校を休ませて旅行に行ってみたら、今まで見えなかった新しい風景が見えてくるかもしれませんよ!

でも、学校を休ませて遊びに行っても周りの目が気になって心から楽しめない気がする…なんて方には、子どもの休みに合わせて思う存分遊びに行くことをお勧めします。

そうじゃないとせっかくの時間とお金がもったいないですからね!

学校休ませてまで旅行に行って楽しむためには、他人の視線や意見を屁とも思わない図太い神経が必要ですから(笑)

結局私は

よそはよそ!

うちはうち!

ということが言いたかったのでした!

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