郵便屋さんにお手紙を書いた次男坊

2ヶ月ほど前に我が家の次男坊(もうすぐ9歳)が郵便屋さんにお手紙を出しました。

自分宛のお手紙や贈り物、メルカリで買った小さなおもちゃなどが届くのをいつも首を長〜くして待っている次男が、自ら思い立って行動にうつしました。

次男は書いた手紙を自宅のポストの中に挿し込んで、ポストの蓋を開けたままにして、郵便屋さんが気付いてくれるのを待ちました。

そしてその夕方、郵便屋さんが配達に来てくれたあとにポストをのぞいて見ると、次男が書いた手紙はなくなっていました。

『郵便屋さん手紙持って行ってくれたよ!!』

次男と一緒に私も嬉しくなって、「お返事くれるかな〜?」なんて言って盛り上がりました。

それから2ヶ月後のある日。

『ピンポーン』と自宅のインターホンの音が鳴りました。

カメラ越しに見えるのは郵便屋さん。

“何か大きい荷物でも届いたのかな?”と思って出て見ると、郵便屋さんが紙袋を持って立っていました。

『この度はご丁寧に御礼状をいただきありがとうございました。お礼をお持ちしましたのでお受け取り下さい。』

というようなことを言われ、最初は“なんのこっちゃ??”と思っていたのですが、ハッ!と次男が書いた手紙のことを思い出しました。

「ああ!子どもが書いた手紙のことですかね?」と聞くと、『そうだと思います』と返事があったので、“手紙を持ち帰った人は別の人だったのかな?”と思いました。

それにしても「お返事が届くといいね〜」とは話していましたが、まさかお礼が届くとは!

学校から帰って来た次男にそのことを伝えると、急いで手を洗って開封しました(笑)

中身は、郵便局のキャラクター“ぽすくま”ちゃんのタオルハンカチ2枚・シール1シート・ポストカード4枚、それとキッチンセット(食器用洗剤・保存バッグ・キッチンペーパー)でした。

恐らく郵便局の販促品ですね!

※キッチンセットは私がいただきました(笑)

お礼を伝えたら相手が喜んでくれるという経験をこんな風に目に見える形で返していただけたことは、次男にとって大変有難い経験となりました。

きっと次男はこのことを一生忘れません。

また、想像するに、毎日各家庭に郵便物を配達してくれている郵便屋さん宛に手紙を書こうと考える人は滅多にいないと思うのです。

今回次男が郵便屋さんにお手紙を書いたことによって、きっと持ち帰ってくれた配達員さんにとっても嬉しい出来事になったのではないかと思います。

毎日自分の家に郵便物が届くことは、私たちにとってはもはや当たり前のシステムですが、それはひとえに、雨の降る中、風の強い中、雪が積もって手がかじかむ中でも、毎日何百件も回って配達してくれている郵便配達員さんがいらっしゃるお陰であるということを、他でもない次男が思い出させてくれました。

こうして考えてみると、なんだか郵便配達の仕事って家事に似ている気がしてきました。

毎日やって当たり前だと思われていて、感謝の言葉がかけられにくい(気がする)。

「それでお金を貰ってるんだから当たり前だろ!」

「主婦なんだから家事をやるのは当たり前だろ!」

そんな荒んだ気持ちは持ちたくないものです。

当たり前のことにこそ『ありがとう』を!

次男のお陰で視界が良くなりました(^^)

今までも郵便屋さんに会った時には「ご苦労様で〜す」と声を掛けていましたが、自分でもなんだか事務的というか心がこもっていなかった気がするので、

今度からはニッコリ笑って

『いつもありがとうございます(^O^)/』

と伝えたいと思います!

郵便屋さん、いつもありがとう!

次男も大切なことを思い出させてくれてありがとうね(^^)

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