登別マインパーク二クスで自由研究のネタ探し!(2/5)

◁前回①のつづきです。

そして更に奥へと進んでいくと、2017年4月29日に新登場したという「金魚万華鏡」というコーナーがありました。

金魚万華鏡(3F)

のれんをくぐると、そこは何やら妖艶な色彩の空間でした。

中はそれほど広くなく、両サイドの壁には種類毎に金魚が入った水槽が埋め込まれており、水槽の周りには鏡が設置されていました。

入り口(のれん)から入って真正面にメインの丸い水槽があり、その水槽の上下左右に鏡が配置されていて、それぞれの鏡が丸い水槽を映し出す様は、まさに万華鏡でした。

でも正直なところ、肝心の金魚が小さすぎて、金魚万華鏡というよりも普通の万華鏡という印象でした…(^^;)

回廊(4F→3F・3F→2F・1F→2F)

金魚万華鏡を見終えたら、次は三階に降りていきます。

4階から3階、3階から2階に降りる際と、最後に1階から2階に上がる際に“回廊”を通るのですが、4階から3階への回廊の壁には、6億年近く前に海にいたとされる生物から、現在我々が目にしたり口にしたりしている身近な魚までの進化がたどられています。

壁に粘土か何かで形作られていて、さわるとデコボコしていました。

4階から3階への回廊

ケファラスピス(絶滅)

ルナスピス(絶滅)

クリマティウス(絶滅)

クラドセラケ(絶滅)

ケイロレピス(絶滅)

シーラカンス(今でもいる!)

サメ(こわい)

スズキ(セイゴ→フッコ→スズキと成長段階によって名前が変わる出世魚。かつては高級魚だった)

ニシン(美味しいけど骨だらけ!タマゴは数の子♪

子どもは薄暗い回廊の緩やかな下り坂を早足に降り去ってしまい、追いつくのに必死でゆっくり見られないのですが、今回は写真におさめてきたので自宅でじっくり鑑賞できました。

それから、3階から2階へ続く回廊の壁には、自然写真家の笹森琴絵さんという方が撮影したイルカの写真が9枚展示されていました。

3階から2階への回廊

そのうちの一枚     “母と赤ちゃんのシンクロナイズド・スイミング(カマイルカ)”

写真は定期的に入れ替えを行うそうですよ(^^)

興味のある方はこちらも是非ご覧になってみて下さいね!

そして、1階にある売店から2階のエントランスに戻る最後の回廊には、脊椎動物の進化がたどられています。

1階から2階への回廊

マンモスと象ってあんまり違いがないですよね。

アクアギャラリー(3F)

3階は南国の生物から北海道の海に住む生物まで、たくさん展示されていました。

そのなかでも特に目についた何点かをご紹介します。

カクレクマノミとナンヨウハギ

子どもの食いつきの良さナンバーワンのお魚の代名詞といえばカクレクマノミ!

先に見ていた外国人のお子さんがカクレクマノミを見て「ニモ〜!!」と指差していました。

どのカクレクマノミも今や世界各国で「ニモ」と呼ばれていることでしょう(^^)

ニモとドリーとイソギンチャク。※後ろの黄色い魚達(マンジュウイシモチ)はほとんどこの形のまま動かないので上から糸で吊るされている飾りかと思った…

ニセゴイシウツボとアカシマシラヒゲエビ

恐怖のウツボ!

エビくん!そんなにウツボに近づいて大丈夫か!!((((;゚Д゚)))))))

…と心配することなかれ。

なんとウツボとエビは仲良しなんですって!

エビがウツボの口の中に入ったり(!)、体の周りをチョコマカしながらウツボについたゴミやなんかを食べてくれるんだそうですよ!

この関係を「共生」と呼びます。

…って書いてありました😂 ↓

ドヤ顔で受け売り!(笑)

同じように共生しながら生きているコンビをもう一組ご紹介!

チャイロマルハタとホンソメワケベラ

インパクト大のビジュアルを持つこの“チャイロマルハタ”、食べるととっても美味しいそうですよ〜(^^)

背びれの向かって左側にいる青と黒の細長いお魚がマルハタさんのお掃除やさん“ホンソメワケベラ”です。

ねぇねぇマルハタさん。

「お腹が空いている時に口に入ってきたから思わずパックリいっちゃった!」みたいなこと、何回かあるんじゃない?

ツノダシ

「ファインディング・ニモ」でいうところの“ギル”。

水槽の右端で、ご覧の通りひたすら70度の角度を保持していました。

水槽越しに「その角度が一番カッコよく映るのかい?」って話しかけたら、なんと中国語で返事が返ってきたので、「え?このツノダシ中国産⁉︎」とか思っていたら、横にいた中国人のおばさんが私を家族か誰かと間違えて話しかけてきてただけでした。

ビックリさせないでくれ(笑)

シリキルリスズメダイ

全身瑠璃色の“ルリスズメダイ”の仲間で、尾だけが黄色いこのお魚は“シリキルリスズメダイ”と呼ばれています。

熱帯魚専門店などで売られているのでお家で飼われている方もいるかもしれませんね(^^)

書き忘れていましたが、このお魚は先述した“カブトガニのタッチプール”にも導入されていて、水中に手を伸ばして少し静止していると、岩の下からヒョッと出てきて手にアタックしてくるというアクティブな性格の持ち主です。

でも一瞬チュッと触れてはすぐに離れ、少ししたらまた触れにくるという感じなので、イメージ的にはドクターフィッシュの臆病版とでも思っていただけたらわかりやすいかと思います。

このお魚に触られたい!という方は是非カブトガニのタッチプールへどうぞ(^^)

ハナミノカサゴ

注)この写真は縦になっている訳ではありません。

「その体制キツくない?」と心配になって思わずパチリ📸

背ビレ・腹ビレ・尻ビレには毒があって、刺されると死んでしまうこともあるそうですよ((((;゚Д゚)))))))怖

チンアナゴ

チョコっと顔を出してかわい子ぶってるけど、本当は全長30cmくらいあるらしいです。(ちょっときもちわるい)

ところでこちらのチンアナゴはとっても臆病らしく、本来なら人間に驚いて砂の中に潜ってしまい鑑賞するのが難しいため、チンアナゴ側からはこちらが見えないように特殊加工のガラスが使用されているそうですよ!

マジックミラーみたいな感じかな?

サケビクニン

「なんだコイツ気持ちわりィ〜!」

と思ってしまった人魂みたいなこのお魚は、水深100m〜600mの深海に生息する深海魚だそうです。納得。

アゴにあるヒゲのようなものは味蕾(みらい)と呼ばれる感覚器官で、光の届かない深海で餌を見つけるためのセンサーのようなものだそうです。

人間の舌にある味蕾(舌にある小さいブツブツ)と同じで味を感じることができるそうです。

深海魚なのに水族館で見られるとは!

③につづく▷

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