嫌なニュースが世間を騒がせていますね。
子どもをさらい、性的な暴行をはたらき、命を奪い、遺棄する
こういったニュースを見聞きする度にハラワタが煮え繰り返って顔面を鬱血させている嘉藤です。
どうしてこういう人間ができてしまうのでしょう。
先天的な脳の疾患でも持っているのでしょうか。
それとも幼少期の家庭環境などが原因の後天的な精神障害なのでしょうか。
でも犯人側の事情がどうあれ、無関係の赤の他人に被害が及ぶのを阻止するためには、兎にも角にもまず隔離してくれと思わずにはいられません。
被害に遭った子やその子の親御さん達を思うとき、そして自分の立場に置き換えてみたとき、犯人をこの手でひねり潰してやりたい衝動に駆られます。
育った環境?脳の異常?そんなこと我々の知ったことではない。
人の命を奪って良い理由などどこにもない。
だけど犯人の息の根は止めてやりたい、という矛盾。
だってそうでもしないと我が子の死に向き合う準備なんてとてもじゃないけどできませんよ…
我が子の命を奪われてしまった人たちは、そんな思いを必死でこらえ、両手両足をもがれて毎日血を流し続けながらもなんとか生きているような心境ではないかと推測します。
大切な命をたったの数年で絶たれてしまった子たちは、今天国で何を思い、何を伝えたいと思っているのでしょう。
きっと、命を奪った最低最悪な相手を恨んだりはせず、残されたお父さんやお母さんや兄弟・姉妹、おじいちゃんおばあちゃん他大好きだった人たちの身をただただ案じているのではないでしょうか。
そんな天使のような尊い命が、得体のしれない大人の手によって簡単に奪われてしまった。
このことを野放しにしてはなりません。
20年程前、群馬県と栃木県の県境で複数の幼女誘拐事件が数年ごとに発生、無実の男性が誤認逮捕され17年にも渡る獄中生活を強いられるという出来事がありました。
1人の記者さんの懸命な調査の末に犯人をほぼ特定したというのに、その犯人は現在も逮捕されることなく娑婆でのうのうと生きているのです。
どうして警察は犯人を逮捕しないのでしょうか。
大人になればなるほど正義の味方なんていないことを痛感します。
我が子を公園で遊ばせるのにも不安を感じ、学校の行き帰りの時刻がいつもより遅いと心配になります(登下校のタイミングで親にメールが届くシステムが導入されています)。
我が家の通学エリアでも変質者の情報が後を絶ちません。
走って追いかけられた
とか
車から「飴たべる?」と声をかけてきた
とか
ニコニコしながら近付いてきて、首のあたりを触られた
なんていうのもありました:(;゙゚’ω゚’):
怖いと思って走って逃げられれば良いですが、先に書いた北関東幼女誘拐事件などもそうなのですが、そういった変質者は子どもの警戒心を解いて連れていくケースが少なくないようなのです。
私が小学生だった頃にも、公園に1人でやって来ては子どもに近付いて一緒に遊ぼうと話しかける「変なおじさん」がいました。その人もニコニコしていましたが、子供心にも違和感と嫌悪感を感じて近づかないように気をつけていました。
「お菓子あげる」って言われても絶対に付いて行っちゃだめだよ!
「お母さんのお友達なんだ」とか、「お父さんが事故にあって病院にいるから一緒に行こう」なんて嘘をいう人もいるかもしれないからね!なんと言われようと知らない人には絶っっっ対について行っちゃダメだよ!!
なんてことを伝えてはいますが、子どもですから楽しいことがあるなんて聞いたらそちらに意識が向いてしまうことは想像するに難くありません。
連れ去られてしまった子たちも、知らない人について行ってはいけないことはわかっていたと思うのです。
そもそも怖いと思った人にはついてなど行かないでしょう。
変質者が絵顔で子どもに近付いて話しかけ、子どもに好きなものは何かと尋ねる。子どもが「ネコが好き」だと話すと、「向こうに可愛い子猫がいるから一緒に観に行こう」などと持ちかける。子どもは優しいおじさんだと思って警戒心を解いてしまい、子猫見たさに喜んで付いて行ってしまう…
そうやって巧妙に近づく恐ろしい大人がいることを我が子に何度も繰り返し話すより他ないと感じています。
大きい道路を通ること。
知らない人に追いかけられたら近くのお店やお家に駆け込むこと。
なるべく1人で登下校しないことなども一緒に話して聞かせています。
我が家は男の子2人ですが、男の子だから安全だなんて短絡的な話ではないことも常に念頭に置いています。
子どもの裸を売り物にしている鬼畜もウヨウヨいるのです。
数年前、札幌にある「モエレ沼公園」に水遊びをさせに行きました。
水着を着ている子や、水遊び用のオムツを着用している子が大半でしたが、孫と一緒に来ていたおばあちゃんが女の子を裸で水に入れていました。
その水際で、カメラを子どもたちに向けている男が居ました。着いたばかりで状況が飲み込めておらず、水遊びしている子のお父さんなのかと思っていたのですが、どうやら誰の連れでもなかったようなのです。
とその時、すぐわきにあった水遊び用のオムツなんかを売っている小さな売店にいたお客さんの1人が、
「おばあちゃん!早く服着せて!変質者がいるから!!」
と叫びました。
その男に聞こえよがしに叫んでいたことがわかりました。
急に詰め寄って刺激してしまい、万が一刃物でも持ってて振り回されたりしたら危険なので、対応には気を付けないといけません。
男のカメラに何が写っていたのかはわかりませんが、子どもたちが水遊びをしている傍らで、男が1人でカメラを構えて立っている様子は異常でした。目つきが気持ちわるかった。
一度ネットに晒された画像は消すことはまず無理です。
世界中に広まるのも一瞬です。
これからどんどん暖かくなって頻繁に水遊びに出かける時期になりますが、水着はきちんと着せて、水難事故を防ぐ意味でも変態から守る意味でも、絶対に子供から目を話さないようにしましょう。
一瞬のすきが取り返しのつかない事態を招きます。
私たちの手で大切な子どもを死守しましょう!!