我が家の次男坊は、小学校一年生まで頻繁におねしょをしていました。
最近(今は二年生です)ではほとんどしなくなりましたが、昨日久しぶりにしてしまいました。
対症療法的には、寝る前に水分を取るのを控えたり、お布団に入る前にトイレに行くことなどを徹底することで大方防げるとは思いますが、5歳を過ぎても夜尿が続くのは、そもそも夜の間に作られるおしっこの量が多すぎる場合や、膀胱がまだ小さくておしっこをためておけない場合、またはその両方が併発している場合、夜間に尿を濃くして尿量を少なくする『抗利尿ホルモン』の分泌が少ない場合など、なんらかの理由があることが多いようです。
いずれにしろ、おねしょをしてしまった子どもを叱るのは良くありません。
子ども自身も自分がおねしょをしてしまったこと、してしまうことをとても気にしています。
恥ずかしいし、本人が一番治したいと思っています。
自分の意思とは関係なく起こってしまうもので、叱って治せる類いのものではないのです。
かくいう私も小学生になってもおねしょが治らなかった一人です。
でも私の母は、普段は良く怒る人ですが、おねしょについては一度も私を叱りませんでした。
それが凄くありがたかったです。
おねしょの原因は遺伝がほとんどなのだそうです。
私の父親は『俺は小6まで寝ションベンしてたぞ』と言っていたので、私の父方の血筋だと思います。
夫似の長男は、幼稚園の年少さんの頃くらいからもうおねしょをしませんでした。
なので、次男と長男のこの差はなんなのだろうと不安になったりもしましたが、いつかは治るさと楽天的に構えるように意識するように心がけています。
でも、小学校に上がってもおねしょの頻度があまりにも多い場合は、思い切って病院に行ってみた方がいいかも知れません。
お母さんが焦って叱ってしまう場合は特に、一度医療機関に相談してみると、焦らなくてもいいことがわかり、親も子も楽になれると思います。
そういえば、以前に抗うつ剤を飲んでいたことがあるのですが(過去記事)、その時の抗うつ剤は夜尿症の治療薬としても使用されており、確かに飲んでいた間はおしっこが出づらく感じました。
産後、クシャミをした時に時々尿漏れしてしまうことがあったのですが、ピタッ!と治りました(薬を飲むのをやめたらまた戻ってしまいましたが…_| ̄|○)。
時間が掛かるかも知れないけれど、夜尿はかならず治ると信じて、長い目で見守ってあげたいですね。
大丈夫。
かならず治ります。