五月も後半に突入し、大分日が長くなりましたね!
明るい時間が長くなるに比例して子どもたちの帰宅時間も遅くなりがちになりますが、門限はきちんと守らせないといけません。
我が家の夏の門限は6時、冬場は4時半です。
習い事の時間、学校で定めている帰宅時刻、日没時間を目安に設定しています。
門限を守らなければならない理由
門限時間を守ってもらうにあたり、子どもたちには、暗くなると危険であることを一番に伝えています。
見通しが悪くなると足元の段差に気付かずに転んで怪我をするかもしれない…
車の運転手が子どもを発見しずらくなり、車に跳ねられてしまうかもしれない…
怖い大人に連れ去られるかもしれない…
それが心配だから門限はきちんと守ろうね!
と伝えています。
「学校の決まりだから守らなきゃダメ!」という伝え方は一見効き目が強そうですが、『なぜ門限を守らなければならないのか』がぼやけています。
「あなたが事故にあったりさらわれたりしないか心配だから、明るいうちに帰ってきてね」と伝えることで、子どもも門限を守る必要性を理解できるのだと思います。
子どもが知っているわかりやすい言葉をつかい、子どもの気持ちに寄り添うことで、『親は自分を心配してくれているんだ』、『自分は親から愛されている』ということが伝わります。
親から愛されている自覚があれば自分を大切にすることができます。
自分の身を自分で守るためのツールの一つに門限があるのだと教えています。
門限の異なるお友だちの話
最近対応に困っているのが、門限が我が家よりも遅いお友だちです…。
特に長男は自転車にゲーム機を積んで友人宅に行くことが多いため、ゲームの内容に寄っては切り良く途中で抜けれないなどと言い訳して門限を先延ばしにされることもしばしば。
身に覚えもないわけではないので5分か10分程度は譲歩することもありますが、「6時までに終われる準備をせいと言うとろーが!」というのがお決まりのセリフになっています。
そしてつい先日なのですが、長男が友達の家に5時頃から遊びに行きました。5時まで習い事があったのでそのあとで同じ習い事をしている子の家で遊ぼうという話になったようです。
5時から遊びに行ったから遊ぶ時間は一時間足らずですが、門限は当然のごとく6時です。
出て行く時は物分かりのいい返事で出掛けて行きましたが、帰宅は6時を過ぎるであろうことは見えていました。
ーと、ちょっとここで。
実は、我が家の長男とこのお友達は、過去に6時以降に外で遊んでいてある問題を起こし、親子ともども校長室に呼び出されたという苦い経験があります…。
その時に、お友達のお母さんとも「うちの門限は6時!」と示し合わせていたのです。
でも先方さんはわかっているのかいないのか「当分の間門限は6時だね〜」などと呑気に言われ、なんだかモヤモヤとしたまま現在に至っています。
ですがその6時頃…
そのお友達のお母さんから「長男くんの門限は6時だよね?」という確認 (?)の連絡が入りました。
内心(え?)と思いながら「ハイ(-_-)」とだけ言うと、変な間が生まれました。
恐らく門限の延長を促す電話だったのでしょう。
お友達数人でゲームをしていて途中で終われないといういつもの口上。
「お友達には申し訳ないけど、息子にはすぐ帰るように伝えてください」と伝えて切りました。
途中「何度か伝えているんだけど、まだ終われないらしくて…結局6時半になっちゃうね」と連絡がありました。
「なっちゃうね」って…
結局長男が帰ってきたのは6時40分過ぎ。
「お母さん遅くなってごめんなさい…😥」
「・・・オカエリ😡」
今までにも「オタクのお子さんが習い事をして遊ぶ時間がないからって、どうして我が家が門限を延長させてそちらに合わせないといけないんでしょう?」というようなことが何度もあり、不快感が募っていました。
子どもの遊ぶ時間がなくなったのはそちらの都合で、我が家には関係のないことです。
よそのお家の門限にとやかく言うつもりは一切ないですが、我が家を巻き込まないでほしい、それだけです。
息子のお友達なのに「もうあの子とは遊ばないで」なんて言えませんからね。
やはり人間関係を維持するには「距離感」が一番重要です。
よそはよそ。
うちはうち。
何につけても言えることですね。
息子たちにはその辺のことをしっかりと理解してもらいたいのです。
ちなみに長男に「門限6時についてどう思うか」と聞いたところ、「短い」だそうです。
…うるさいよ。